May 13, 2026
アイス・ダーティチャイ、納得の一杯
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アイス・ダーティチャイは、エスプレッソバーの即興から生まれて定着した一杯だ。組み立ては手早く、失敗しにくく、スターバックスで頼むより約900円安い。Pulledが繰り返し戻ってくるバージョンを紹介する。
用意するもの
Tazo Skinny Trim チャイコンセントレート。通常のTazoチャイではない。標準版はホリデーキャンドル好きに向けて設計されていて、飲むとシロップに近い。スキニー版は甘さが抑えられているので、エスプレッソがエスプレッソとして輪郭を保てる。
Breville Barista Pro。家庭用エスプレッソマシンとしてPulledが推す一台。コニカル式バーグラインダー内蔵、立ち上がり3秒、Bambinoより大きなスチームワンド。編集部がアイス・ダーティチャイをはじめ、すべてに使っているマシンだ。
Silk Oat Milk Original。編集部の選択。Oatlyより口当たりが軽く、チャイと張り合わずに後ろに収まる。正直に言うと、Silk Oat Milk Originalは現在ほとんどの販売店で在庫切れだ。手に入りにくい間の現実的な代替はOatly Full Fat、風味の近さで選ぶならOatly Barista Editionを探してみるといい。
Chobani ヘーゼルナッツ コーヒークリーマー。自宅で作るとき大抵省かれる、最後のひと垂らし。ヘーゼルナッツとカルダモンは同じ温かいスパイスの周波数に乗る。これがないと飲み物が二つ半の要素にしか感じられない。加えると一杯にまとまる。ヘーゼルナッツが手に入らなければ、棚で一番近いのはChobani Sweet Cream。香りは控えめで輪郭は澄んでいるが、ひと垂らし分の粘度は同じだ。
氷。手元にあるもので構わない。
組み立て




- グラスの半分までスキニーチャイコンセントレートを注ぐ。冷蔵庫から出してそのまま。
- ダブルショットを抽出する。9バールで約28秒、36g。
- ショットをチャイの上に直接落とす。この時点では混ぜない。
- Silkオーツミルクで4分の3まで満たす。Silkが在庫切れならOatly Full Fatでも成立する。
- 仕上げにChobaniヘーゼルナッツをひと垂らし。大さじ1杯ほど。
- 氷を縁まで入れる。
- 温度を層にするように、ゆっくり一度だけ混ぜる。
なぜこれが成立するのか
鍵はスキニーチャイだ。市販の加糖チャイコンセントレートの多くは、カルダモンと砂糖を同時に押し出してくる。スキニー版はスパイスを残したまま砂糖だけを落とすので、エスプレッソが前に出る余地が残る。28秒で抽出したダブルショットは、チャイに飲み込まれず押し返すだけのボディを持つ。
オーツミルクの選び方はあまり知られていない。Silk Originalは口当たりが軽く、チャイと競らずにその後ろに収まる。ほとんどの販売店で在庫切れの今、Oatly Full Fatが現実的な代替になる。やや甘いが、上にひと垂らしする量なら問題なく機能する。
上から加えるヘーゼルナッツクリーマーは、自宅版で省かれがちな工程だ。同時に、一杯を仕上がりに見せている工程でもある。
かかるコスト
マシンが温まってからの所要時間は約3分。
自宅で作る場合の1杯あたりのコストは約180円。
スターバックスの平均価格は約1,120円。
差額は約940円。週5日の朝に作れば、週に約4,700円。月曜から金曜まで続ければ、年間およそ24万4,000円の節約になる。
その数字はPulledで追っていく。

