August 5, 2025
抹茶ラテとコーヒーの違い
抹茶ラテのカフェイン量は1杯あたり70〜140mg。使用する抹茶のグレードと粉の量によって幅があります。ダブルエスプレッソのラテはおよそ125mg。両者のカフェイン量はかなり重なります。
大きな違いはカフェインの量そのものではなく、体への届き方にあります。抹茶にはアミノ酸の一種であるL-テアニンが含まれており、カフェインの吸収を緩やかにします。その結果、コーヒーでときに感じる急な高揚と反動の落ち込みがなく、落ち着いた集中状態が続きます。
抹茶は茶葉そのもの。70〜140mgのカフェインを含め、植物が作ったすべてを取り込みます
コーヒーは抽出物です。挽いた豆にお湯を注ぎ、溶け出した成分を飲みます。一方の抹茶は、茶葉を石臼で挽いたもの自体を液体に溶かして飲みます。葉ごと口にするため、カフェイン、クロロフィル、L-テアニンといった成分をまるごと摂れます。捨てる部分はありません。
抹茶を愛飲する人が「澄んだ」エネルギーと表現するのには理由があります。マーケティングの言葉ではなく、L-テアニンが実際に作用しているからです。ロサンゼルスやニューヨークのスペシャルティ店では、需要の高まりを受けて抹茶を軸にしたメニュー構成が広がっています。
「抹茶にはL-テアニンが含まれ、コーヒーには含まれない。カフェイン量が近くても感じ方が違うと言われるのは、この一つの分子のためです」
味わい:土と草を思わせる抹茶、複雑で香ばしいコーヒー
抹茶の味は土のような深さに、ほのかな青草のニュアンス、そして野菜のような自然な甘み。質が上がるほど飲み心地がよくなります。低グレードの抹茶は苦みが強く、こもったような香りが出ます。高グレードの茶道用抹茶は甘く、複雑な余韻が広がります。コーヒーは焙煎香が中心で、浅煎りなら果実味、深煎りならチョコレートのような印象。両者の風味はまったく別物です。
オーツミルクと少量のはちみつを合わせた抹茶ラテは、どのコーヒードリンクとも違う飲み物です。代わりになるものではなく、独立した一つのカテゴリーです。詳しい比較はコーヒーと紅茶のカフェインを参照してください。デンバーやポートランドでも質の高い抹茶が飲める店が増えています。茶道用グレードの抹茶ラテを試すなら、Ippodo TeaやBlue Bottleをどうぞ。

