January 25, 2025
チャイラテとは
チャイラテは、スパイスを煮出した濃いめの紅茶ベースにスチームミルクを合わせた飲み物で、8〜12オンス(約240〜350ml)のカップで提供されます。スパイスの配合はカルダモン、ジンジャー、シナモン、クローブ、ブラックペッパーが一般的で、しっかり抽出した黒茶(紅茶)をベースに仕立てます。
ヒンディー語で「チャイ(chai)」はそもそも「お茶」を意味するため、「チャイティーラテ」という呼び方は本来は重ね言葉です。ただしスターバックスがこの名称を使っているため、英語圏ではこの言い方が定着しています。
自家製コンセントレートと市販シロップ、まったく別物の2タイプ
チェーン店では既製のチャイコンセントレートを使うことが多く、甘さが強く味の輪郭も平坦になりがちです。一方、スパイスホールとリーフティーから自家製でチャイを仕込むスペシャルティショップの一杯は、まったく性格が異なります。複層的で、体の芯から温まり、冷めるにつれてスパイスの表情が変わっていきます。
注文前に、そのお店のチャイが自家製か既製品かを聞いてみるとよいでしょう。ポートランドやデンバーのスペシャルティショップでは、自家製チャイを仕込む店が多く、その差はカップにはっきり表れます。Heart Coffee RoastersやSightglassなどは、素性のしっかりしたチャイメニューを扱っています。
「自家配合のスパイスとホールスパイスから作るチャイラテと、フレーバーシロップで仕立てるチェーン店のチャイラテは、もはや別カテゴリーの飲み物。前者には奥行きがあり、後者には甘さがある。」
チャイラテのカフェイン量
チャイラテのカフェインは、紅茶ベース由来で30〜70mg程度。ダーティチャイ(チャイラテにエスプレッソショットを加えたもの)は63mgが上乗せされ、合計95〜135mgになります。詳しくはダーティチャイとは?とコーヒーと紅茶のカフェイン比較を参照してください。
ホットとアイス、それぞれのチャイラテ
どちらもよく合います。氷を入れたグラスにオーツミルクで仕立てるアイスチャイは、スペシャルティショップで味わえる夏向きの一杯。寒い時期にはホットチャイラテに全乳(ホールミルク)を合わせるのが向いています。ホールスパイスから作ったコンセントレートは、氷で薄まっても複層的な香味が崩れません。ロサンゼルスをはじめアメリカ各地でアイスチャイラテが年間を通じて定番になっているのは、こうした背景があります。

