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A latte with delicate rosetta latte art in a ceramic cup on a wooden table, a small ceramic milk pitcher beside. Editorial Kinfolk aesthetic, cream and brass palette.

May 22, 2026

ラテのカロリー:サイズとミルク別の栄養データ完全版

文/ Pulled Editorial16 分で読む
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16オンス(約470ml)のホールミルクのラテはおよそ220kcal。同じ一杯のミルクを無糖アーモンドミルクに替えると、約90kcalまで落ちます。アイスにすればさらに下がります。氷がミルクの入る場所を埋めるからです。一杯のドリンク、三つの選択、その差は200kcal以上。

このページは、ラテのカロリーと栄養を一通り整理した資料です。以下の数値はすべて、エスプレッソとスチームミルクだけのプレーンなラテを基準にしています(シロップを使う場合はその旨を明記します)。店ごとにメニューは数キロカロリーずれますし、レシピも改定されるので、実験室の測定値ではなく、現場で使える目安として読んでください。

なぜ幅がこれほど広いのか。ラテは固定レシピではなく、比率で決まる飲み物だからです。エスプレッソはカロリーにほとんど影響しません。ミルクがその大半を担い、サイズがカップに入るミルクの量を決めます。この二つを押さえれば、どのメニューのどのラテでも、数キロカロリーの誤差で予測できます。

サイズ別・ミルク別のラテのカロリー:早見表

ラテのほとんどはミルクです。エスプレッソ2ショットの分は約5kcalなので、口にするカロリーのほぼすべてはスチームして注いだミルクから来ています。以下の数値は標準的な構成を前提にしています。12オンスカップにミルク約10オンス、16オンスカップに14オンス、20オンスカップに18オンスです。植物性ミルクは、カフェがよく使う無糖のバリスタ仕様を想定しています。

12オンス(約355ml、スターバックスのトール)のラテ

  • ホールミルク:約180kcal
  • 2%ミルク:約150kcal
  • スキムミルク:約110kcal
  • オーツミルク:約150kcal
  • 豆乳:約130kcal
  • アーモンドミルク:約70kcal

16オンス(約470ml、スターバックスのグランデ)のラテ

  • ホールミルク:約220kcal
  • 2%ミルク:約190kcal
  • スキムミルク:約130kcal
  • オーツミルク:約190kcal
  • 豆乳:約170kcal
  • アーモンドミルク:約90kcal

20オンス(約590ml、スターバックスのベンティ・ホット)のラテ

  • ホールミルク:約290kcal
  • 2%ミルク:約250kcal
  • スキムミルク:約170kcal
  • オーツミルク:約250kcal
  • 豆乳:約210kcal
  • アーモンドミルク:約120kcal

表全体に共通する傾向があります。ホールミルクのラテと無糖アーモンドミルクのラテの差は、12オンスで約110kcal、20オンスで約170kcal。ミルクが効きどころです。シロップを加えるまでは、他の要素は誤差の範囲に収まります。

ミルクの内訳:カロリーは何から来るのか

ミルクのカロリーは、脂質と糖質の二つで決まります。乳製品には自然な糖である乳糖が、ホール・2%・スキムを通じて一定量含まれています。変わるのは脂質です。脂質を抜けば、タンパク質はそのままにカロリーの大半が落ちます。エスプレッソに合わせる前の、8オンス(約240ml)あたりの数値はこうなります。

  • ホールミルク:約150kcal、脂質8g、糖質12g、タンパク質8g
  • 2%ミルク:約120kcal、脂質5g、糖質12g、タンパク質8g
  • スキムミルク:約80kcal、脂質0g、糖質12g、タンパク質8g
  • バリスタ仕様オーツミルク:約120kcal、脂質5g、糖質7g、タンパク質3g
  • 無糖豆乳:約80kcal、脂質4g、糖質1g、タンパク質7g
  • 無糖アーモンドミルク:約30kcal、脂質2.5g、糖質0g、タンパク質1g

カロリーの少なさではアーモンドミルクが大差で抜けています。1カップで約30kcal、ホールミルクの150kcalと比べれば一目瞭然。これがアーモンドミルクのラテが70kcalに収まる理由です。難点はタンパク質で、アーモンドミルクは約1gに対し、乳製品は8g。タンパク質補給を兼ねてラテを飲んでいるなら、アーモンドミルクは選択肢として合いません。

意外と多くの人が驚くのがオーツミルクです。リッチな味わいで泡立ちもよく、カロリーは2%の乳製品とほぼ並びます。バリスタ仕様のオーツミルクは食感のために脂質が追加されているので、16オンスのオーツラテと16オンスの2%ラテはわずかな差に収まります。オーツは風味と食感のための選択であって、カロリーカットの選択ではありません。豆乳は中間で、糖質が低く、タンパク質はそれなりで、カロリーは中程度です。

乳製品を最適化したい人にとって、スキムミルクは静かな勝者です。1カップあたりタンパク質8gをそのまま、カルシウムもそのままに、カロリーは約80kcalに落ちます。食感は薄く、フォームのふくらみは控えめですが、栄養面では文句のつけようがありません。

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カロリーが隠れているのはシロップ

プレーンのラテはわりと軽い飲み物です。フレーバー入りは別物になります。定番のフレーバーシロップ、レール上のバニラやキャラメル、ヘーゼルナッツは、1プッシュあたり約20〜25kcal、追加糖質はおよそ5g。カフェはサイズに合わせてプッシュ数を決めるので、デフォルトでも積み上がります。

  • 12オンスのドリンク:3プッシュ、追加カロリーは約60〜75kcal、追加糖質15g
  • 16オンスのドリンク:4プッシュ、追加カロリーは約80〜100kcal、追加糖質20g
  • 20オンスのドリンク:5〜6プッシュ、追加カロリーは約100〜150kcal、追加糖質25〜30g

合計を出してみます。ホールミルクで16オンスのバニララテは、ミルクの約220kcalに4プッシュの約90kcalが加わって、合計約310kcal。乳糖の上に追加糖質が約20g乗ります。同じ一杯のプレーン版は220kcal、追加糖質はゼロ。フレーバーの代償はおよそ100kcalと、1日分の遊離糖質枠です。

簡単な手立てが二つあります。プッシュを半分にしてもらう方法(多くのバリスタは何のためらいもなく対応してくれますし、追加糖質も半分になります)。あるいはシュガーフリーシロップに替える方法(カロリーはほぼゼロで、風味は残せます)。コーヒー自体は変わりません。数字だけが変わります。

表の数値を一気に超えるアップグレードが二つあります。ブレベラテはミルクをハーフ&ハーフに替えるので、16オンスでそれだけで400kcalを超えることがあります。ホイップクリームは盛り方にもよりますが約70〜110kcalを足します。どちらもベースのラテの数値には含まれていないので、注文に含めるなら上乗せして計算してください。

アイスとホット:氷が数字を変える

同じサイズなら、アイスラテのカロリーはほぼ常にホットより低くなります。理由は栄養面ではなく物理的なものです。氷が体積を占めます。16オンスのアイスラテは、カップ、氷、エスプレッソ、ミルクを口元まで注ぐ構成で、スチームミルクが大半を占める16オンスのホットラテよりも、入るミルクの量がはっきり少なくなります。ミルクが少なければカロリーも少なくなります。

差は実際にあります。2%ミルクで16オンスのホットラテは約190kcal。同じミルクで16オンスのアイス版は約130kcalに収まります。氷が、ホットでミルクが担う役割の一部を肩代わりしているからです。同じ一杯を冷たく頼むだけで、ざっと60kcal分の値引きが効きます。アイスラテのカロリーはミルクを変えても同じ比率で変わります。アーモンドミルクのアイスラテはこの表の中で最も軽く、16オンスでよく50〜60kcal前後に収まります。

一つ注意点があります。アイスのフレーバーラテは、この値引きを一手で帳消しにします。ミルクの量は減るのに、シロップのプッシュ数は変わらないからです。アイスのキャラメルラテが、ホットのプレーンより自動的に軽いとは限りません。温度ではなく、構成を見てください。

スターバックス、ダンキン、街のカフェの違い

チェーンは数値を公開しているので、基準にしやすいのが利点です。スターバックスのグランデラテ、16オンスを2%ミルクで頼むと190kcal、糖質約18gで、その全量がミルク由来です。無脂肪に落とすと130kcal。ホールに上げると220kcal。オーツミルクのグランデラテは約210kcal、アーモンドミルク版は約100kcalです。

ダンキンはデフォルトでホールミルクを使い、サイズ展開も少し違います。ミディアムは14オンスで、ホールミルクのプレーンで約200kcal。ダンキンで注意したいのはシグネチャーメニューで、多くのラテがあらかじめ甘くされていて、自分で何も足さなくてもミディアムで300kcalを超えることがあります。注文したラテがデフォルトで甘いかどうかは、毎回確認するのが安全です。

独立系のサードウェーブカフェは、いい意味で読みにくい存在です。多くはホールミルクを基準にした小さめのラテ、よく8〜12オンスで提供します。比率がそのほうがおいしいからです。10オンスのホールミルクラテで150〜170kcal前後。1オンスあたりはチェーン店より濃いのに、全体量は小さくおさまります。独立系では追加糖質も少なめになりがちで、シロップ前提のドリンクが少ないからです。カウント重視ならサイズをオンス単位で確認してください。独立系の「スモール」とチェーンの「スモール」は、たいてい別物のカップです。

カロリーだけでなく糖質グラムも見る

カロリーは一つの指標、糖質グラムはもう一つの指標です。ラテではこの二つが意外と分かれて動くので、押さえる価値があります。プレーンの乳製品ラテにもすでに糖質は含まれます。乳糖が糖質だからです。16オンスの乳製品ラテには、何も足さなくても約17〜18gの糖質が含まれます。これは普通のミルク由来の糖質で、それ自体は問題ではありません。

健康面の指標として重要なのは「追加糖質」です。プレーンのラテに追加糖質はゼロ。フレーバー入りで初めて追加グラムが入ってきます。1プッシュあたり約5g。だから4プッシュのバニララテは、一杯で追加糖質20gに達することがあります。米国心臓協会(American Heart Association)は1日の追加糖質の上限を女性で約25g、男性で36gとしているので、フレーバーラテ一杯で1日分の枠の大半を使う計算になります。

植物性ミルクは糖質の見え方を変えます。無糖アーモンドや無糖豆乳は糖質がほぼゼロなので、それで作ったラテはシロップを足すまで糖質がほとんど含まれません。オーツミルクは中間で、1カップ約7g。一部はオーツ由来、一部は加工過程で加えられたものです。糖質を抑えるのが目的なら、無糖アーモンドか無糖豆乳のラテ、シロップなしが、多くのメニューで最もシンプルな注文になります。

タンパク質とその他の栄養素

ラテはカロリーの観点で語られがちですが、静かなタンパク源でもあります。これは朝食代わりに飲む人にとっては見逃せない点です。乳製品ミルクは1カップあたり約8gのタンパク質を含みます。16オンスの乳製品ラテは約14オンスのミルクで作られるので、タンパク質は約12〜14g。これはカフェインだけでなく、食事としての価値もある量です。

16オンスのプレーンラテをミルク別に見たときの内訳がこちらです。見落とされがちなタンパク質を最初に置きます。

  • スキムミルク:約130kcal、タンパク質13g、脂質0g、糖質18g
  • 2%ミルク:約190kcal、タンパク質12g、脂質7g、糖質18g
  • ホールミルク:約220kcal、タンパク質12g、脂質12g、糖質18g
  • 豆乳:約170kcal、タンパク質11g、脂質8g、糖質2g
  • オーツミルク:約190kcal、タンパク質5g、脂質8g、糖質11g
  • アーモンドミルク:約90kcal、タンパク質2g、脂質6g、糖質1g

横並びにすると、トレードオフがはっきりします。スキムは、ラテとして頼めるなかでタンパク質とカロリーの比率が最も良い選択です。豆乳は植物性のなかではタンパク質が最も強く、乳製品に近い水準です。オーツとアーモンドは風味と好みのための選択で、タンパク質はほとんど犠牲になります。正解は一つではなく、その一杯に何を求めるかで決まります。

低カロリーラテの組み立て方

低カロリーなラテづくりは、基本的に「引き算」です。特別な材料を足すのではなく、エスプレッソとそのひとときは残したまま、脂質と追加糖質を取り除いていきます。効果が大きい順に並べると、おおむねこうなります。

  • 無糖アーモンドミルクに替える。単発で最大の削減幅で、しばしば100kcal超。
  • アイスにする。氷がミルクを押し出すので、同サイズでさらに30〜60kcalほど削れます。
  • シロップを抜くか、シュガーフリーに替える。追加糖質はゼロに、ラージサイズなら最大で150kcalほど節約。
  • サイズを下げる。20オンスではなく12オンスを選ぶ。最もシンプルな削減方法です。
  • 低カロリーと高タンパクを一杯で両立したいならスキムを選ぶ。

このうち二つか三つを組み合わせれば、結果は大きく変わります。シロップなしの12オンスアーモンドミルクのアイスラテはおよそ50〜60kcalで糖質もほぼゼロ、コーヒーの味がきちんとして、その日の合計にほとんど響かない一杯になります。一方、20オンスのホールミルクのバニララテは400kcalをゆうに超えます。同じ「ラテ」というカテゴリーでも、数字の世界はまったく別物です。

自宅でつくれば、すべての数字を自分で握れる

ラテの栄養を正確に把握する最も確実な方法は、自分で作ることです。ミルクは自分で量り、シロップも自分で決められます。家庭でのラテは、エスプレッソ2ショット、スチームまたはフォームしたミルク約10オンス、そして甘味料(多くの場合なし)の組み合わせです。オンス単位で量を決めるので、カロリーは推測ではなくなります。

数字は冷蔵庫にあるミルクから直接決まります。10オンスのスキムミルクで約100kcal。10オンスのホールミルクで約185kcal。無糖アーモンドミルクを少量加えるなら40kcal未満。砂糖を増やさずに風味だけ足したい場合は、バニラエクストラクトを小さじ1/4とシナモンをひとつまみ。カロリーはほぼゼロでシロップは不要です。夏はアイスにすれば、カフェと同じく氷の体積トリックが使えます。

家庭で再現できる手順を短くまとめると、こうなります。

  1. エスプレッソを2ショット抽出する。マシンがなければ、濃いめの2オンスの抽出液を作る。
  2. ミルクを10オンス量る。カロリーをぴったり出すため。
  3. 艶のある状態までスチームまたはフォームする(固くしすぎない)。
  4. エスプレッソにミルクを注ぎ、スプーンで泡を押さえながら入れる。
  5. 風味は最後に、味を見ながら加える。シロップを入れすぎない。

家庭で作れば、タンパク質の問題も整理できます。軽食を兼ねるラテにしたいなら、スキムミルクか豆乳で組み立てると、ミルクに応じて約100〜170kcalで、タンパク質12〜14gが取れます。レジ横のペストリーの多くより、よほどしっかりした朝食になります。

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