March 3, 2026
トルコでのコーヒーの頼み方
トルコとコーヒーの関わりは16世紀にさかのぼります。イスタンブールのコーヒーハウスは、西洋世界で初めてコーヒーを目的に人が集う公共の場となりました。その歴史から育まれた文化は、世界でも独特なコーヒー文化のひとつです。
トルコ式コーヒーとは
トルコ式コーヒーは、エスプレッソよりもさらに細かく挽いた粉を、ジェズヴェ(イブリック)と呼ばれる柄の長い小さな鍋で淹れます。コーヒー、水、好みで砂糖を入れ、ゆっくり加熱して泡が立つまで温めます。小ぶりなカップに注ぎ、粉が沈むのを待ってから口をつけます。粉はカップの底に残ります。
頼み方
注文時には甘さを伝えます。sade(サデ)は砂糖なし、az şekerli(アズ・シェケルリ)は少し甘め、orta(オルタ)は中くらい、çok şekerli(チョク・シェケルリ)は甘め。砂糖は淹れる段階で加えるため、後から調整できません。最初に伝えておく必要があるのはこのためです。
飲み方
トルコ式コーヒーには水のグラスが添えられ、ロクム(トルコの伝統菓子)などの小さな甘味が一緒に出てくることもよくあります。まず水を飲んでから、コーヒーをゆっくり口に運びます。カップの下三分の一には粉が沈んでいるので、そこに達する前に飲み終えます。かき混ぜてはいけません。
カップ占いの伝統
飲み終えたら、カップをソーサーの上に伏せて冷まし、内側に残った粉の模様から運勢を占うことができます。この習慣は今も広く受け継がれ、トルコのコーヒー文化を支える社交儀礼の一部となっています。
現代イスタンブールのスペシャルティカフェ
イスタンブールには伝統的なコーヒー文化と並んで、充実したスペシャルティコーヒーのシーンが広がっています。両者は無理なく共存しています。イスタンブールのコーヒーマップでは、その両方を確認できます。
イスタンブールのスペシャルティカフェはPulled Coffeeのチャレンジの対象です。

