January 29, 2026
コールドブリューコーヒーの作り方
コールドブリューは世界で最も親しまれているコーヒーのスタイルのひとつになったが、その実態は誤解されたままだ。アイスコーヒーではないし、ホットコーヒーを冷やしたものでもない。そしてきちんと作るには、名前から受ける印象とは裏腹に、それなりの時間と忍耐が必要になる。
プロセス
コールドブリューは、挽いたコーヒーを冷水または常温の水に長時間浸して作る。一般的には12時間から24時間ほどだ。熱を加えないことで、抽出の化学反応そのものが変わる。熱湯では簡単に抽出される成分、たとえば多くの酸味成分や一部の苦味成分は、冷水ではゆっくりとしか抽出されないか、ほとんど抽出されない。結果として、ホットで淹れたどんなコーヒーとも異なる風味の、濃縮液またはそのまま飲めるコーヒーが出来上がる。
味の違いの理由
コールドブリューはホットで淹れたコーヒーに比べて、感じられる酸味が穏やかなことが多い。風味はなめらかで、チョコレートのようで、重たいと表現されることが多く、同じ豆で丁寧に淹れたプアオーバーに見られるような明るさやフルーツ感は控えめになる。どちらが優れているという話ではなく、好みや場面によって向き不向きがあるだけだ。
濃縮タイプとそのまま飲むタイプ
多くのコールドブリューは濃縮液として抽出し、提供時に希釈する。比率はおおむね濃縮液1に対して水2から3が目安だ。濃縮液はそのままだと、シロップのような強さでやや飲みにくい。適切に薄めれば、すっきりとした飲み口の爽やかなドリンクになる。レディトゥドリンク(そのまま飲める)タイプは標準の濃度で抽出し、そのまま提供される。
ニトロコールドブリュー
ニトロコールドブリューは、コールドブリューに窒素ガスを注入したもので、樽からタップで提供されるのが一般的だ。窒素がカップの中で滝のように流れ落ちる視覚効果を生み、ミルクや砂糖を加えずともクリーミーで、スタウトのような口当たりになる。近年のコーヒー提供スタイルの中でも、よく出来た発想のひとつだ。
自宅で作る
コールドブリューは自宅で作れるコーヒーの中でも、特に手軽な部類に入る。粗挽きにしたコーヒーと冷水を、重量比でおよそ1対8で合わせ、蓋をして冷蔵庫で18時間から24時間抽出する。フィルターで濾せば出来上がりだ。冷蔵保存で最長2週間ほど持つ。
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コールドブリューはPulled Coffeeの対象ドリンクで、エスプレッソ、お茶、抹茶などと並んでカウントされます。

